心霊体験

心霊体験というと、怖い話が多いように思われますが、私が経験した心霊体験は、とても不思議で不思議な体験でした。

ある日、私は友人と共に廃墟となった建物に入っていました。その建物は、かつて養護施設として使われていたそうです。一見、荒れ果てた建物に見えますが、その中には不思議な空気感が漂っていました。

私たちは先へ進み、廊下に出ました。その廊下には、壁に取り付けられた大きな鏡がありました。私たちはその鏡を見ましたが、何も不思議なことはありませんでした。しかし、戻ってきた時には、鏡に映っていた景色が違っていました。周りにいた友人も同じことを感じたようです。

その後、私たちは建物の中を探索しました。いくつかの部屋には、まるで養護施設だった頃の人たちが残していったかのような品が残っていました。その中には、子供たちが使ったであろう手編みのマフラーや、ガラス瓶に詰めた何かがありました。

それらを見ていると、突然、不思議な感覚に包まれました。まるで、そこにいる人たちがこちらを見ているかのような感覚です。それは、怖いといえば怖い感覚でもありましたが、同時に不思議な感覚でもありました。

その後、私たちは建物を出ました。その時点で、不思議な感覚は消えました。それはまるで、養護施設の中にいる限りだけそこにある、何か特別なものだったのでしょうか。

私はこの心霊体験を、ただただ不思議だと感じています。まだ、解明できていないものがたくさんあるということを改めて感じました。