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怖い話

今から10年ほど前、ある夏の日に私は友人と一緒に山でキャンプをしていました。夜になって、私たちはキャンプファイアーを囲んで話をしていました。そのとき、私たちは遠くから謎の音が聞こえることに気づきました。最初は何の音か分からず、「分かる人いない?」と聞くと、友人たちも「変な音だね……」と誰もが不気味な雰囲気に包まれていました。

その夜、私たちはどうしても気になって、音がする方向へ行くことにしました。しばらく歩くと、山の中腹に小さな洞窟を発見しました。中には人がいるようで、微かに声が聞こえます。しかし、私たちは危険を感じて近づかず、洞窟の前で立ち止まりました。

すると、突然洞窟の中から赤い光が明滅し始めました。私たちは怖くなって駆け出そうとしましたが、そのとき「ここにいろ」という女性の声が聞こえてきました。声は何度も繰り返され、私たちは大きなプレッシャーを感じて、声に従って洞窟の中に入ることになりました。

中には何もなく、ただ暗闇の中に私たちだけがいました。怖くて逃げようとしたとき、突然周囲に濃い霧が立ち込め、私たちは身動きが取れなくなってしまいました。霧の中に何かが現れ、私たちを見つめていたのです。その姿はとても妖怪めいたもので、私たちは恐怖で身体が震えました。

その後、私たちは意識を失い、目が覚めると自分たちがテントの中にいたのです。友人たちは何も覚えていないと言い、私も同じように覚えている部分はほとんどありませんでした。しかし、一つだけ鮮明に覚えていることがありました。その妖怪の姿が、今でも私の脳裏に焼きついているのです。